38週6日で出産
おしるしに気付かずNST検査、検査中に陣痛と判明
2016/4/26 38週6日
本来は2日後の39日1日にバルーン・陣痛促進剤を使って分娩する予定で、NICUとも連絡をとっていたそうです。
しかし38週6日の朝、朝食後から鈍い腹痛。
食べ過ぎてお腹を壊したかなぁと思いトイレに行くと、薄ピンク色のおしるしが。
実際には、この時はおしるしとは思わず、何だろうと不思議に思っていました。
そのままNST検査へ。時刻は朝の10時頃。
検査中定期的に波を検知し、その度に私のお腹も張っていました。この時点で確か6~8分間隔でした。
でもまだまだ耐えられる痛みだったので陣痛とは思わなかったのですが、見に来た助産師さんに伝えると「それ陣痛だよ!」と言われて、準備をすることに。
準備している最中破水しました。
すぐに夫に連絡し、昼頃には来てくれました。
それまで体重制限もあり甘いものを我慢していたのですが、もういいだろうと思いドーナッツなどをバクバク食べて体力をつけてみました。
なかなか進まないので陣痛促進剤開始
子宮口5センチからなかなか進まず、12時半頃陣痛促進剤を投与し始めました。
促進剤を入れるとすぐに陣痛が強くなると想像していたのですが、私の場合はそうでもありませんでした。
息子の処置の関係でスタッフが揃っている日中に出産する必要があったので、夕方になっても進まない場合は一旦投与を中止し、翌日また開始すると言われました。
「この痛い状態で夜を過ごすのはさすがに嫌!」と思い、助産師さんのアドバイスに従いトイレに入りました。
なんでも、トイレの椅子に座る姿勢がお産を進めるそうです。
するとみるみる陣痛の感覚が短くなり、私はトイレから出られなくなりました。
30分ほどは動けず唸っていたと思います。
どうにか陣痛の合間に出て、分娩台に上がりました。
この時点でようやく子宮口8センチ。
ここから全開までが辛かったです。
ゴルフボールでひたすら夫に痛い所をグリグリしてもらっていました。
とにかく呼吸を意識したお産
陣痛に耐えている時、画面に出る赤ちゃんの心拍が下がってしまいました。
助産師さんから「ちょっと赤ちゃんがしんどくなっているから、姿勢をかえようねー。」と言われ、呼吸がしやすい体勢に。
それからはもう、「ただでさえ心臓がしんどいんだから、私がしっかり酸素を送って産まれやすくしてあげなきゃ。」の一心で、深い呼吸を意識し続けました。
おかげで、痛みに耐えながらもパニックになることはなく、赤ちゃんの心拍も維持でき、落ち着いてましたねと後から助産師さんに褒められました。
子宮口全開間際になると、周りが動き出す
夫にグリグリしてもらいながらどうにかこうにか痛みに耐え、子宮口全開となりました。
その間際になると、それまで助産師さん1~2人だった部屋に産科の先生や小児科の先生がぞろぞろと登場し出し、バタバタとし始めました。
「あー、いよいよなんだなぁ。」と感じたことを覚えています。
全開になってからは、3回いきんで無事に出産しました。
18時19分、初産婦にしてはまぁまぁ短い8時間半のお産でした。
息子がすぐに元気な声で泣いてくれたのでまず安心しました。
あらかじめ、出産したら夫と3人で写真を撮りたいと伝えていたので、それを叶えてもらいました。
産まれたての息子は、真っ赤で小さくて一生懸命泣いていて、「可愛い。。。」と思わず言いました。
大きなトラブルもなく無事に出産できて本当に良かったです。
そして、ずっと私の痛い所を強く擦ってくれた夫にはとても感謝しています。
その後私の出血が少し多くて貧血になり、しばらく動けませんでしたが、深夜には病室に戻ることができました。
意外に大きく2950gで出生
前日のエコーでは推定体重2700gほどでしたが、実際には2950gありました。
身長は48センチ。
ほぼ3000gまでお腹の中で育てられて良かったです。
手術を受ける上で、新生児の体重500gの差はかなり大きいそうなので。
すぐにNICUへ連れていく予定が、私が急に産気づいた為にNICUが空いておらず、急きょICUへ連れていかれました。